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開拓されゆく蝦夷地に現れた巨大熊を追う青年の戦い。村上もとか『獣剣伝説』

どうも。馬頭です。
年末に葬式行ったんですが、その時に焼いた骨の説明を聞いてたら、骨が鮮やかなピンクとか緑になったりするのは、元からの色じゃなくて、一緒にお棺に入れた物のせいか、飲んでた薬のせいだとか。そうだったのか。

それはともかく。

村上もとか『獣剣伝説』

『獣剣伝説』

(村上もとか。小学館。ヤングサンデーコミックス。1988年。480円。224ページ)
「明治初頭。蝦夷・北海道で狩りをして暮らす元会津藩士・檜原東吾の息子・真之助は、ある冬の日に出会った異常な巨体を持つ羆に父を殺される。想い人のアイヌ娘・パイカラとともに故郷を逃げ出した真之助だったが、10年後、成長した彼は父を殺した羆を追い続けていて・・・」


「仁-JIN-」の村上もとか氏が明治初頭の北海道を舞台にして描いたお話。

北海道の厳しい環境の中で生活する移住した日本人と、抑圧されるアイヌ人たち。そんな彼らの中で生きる元会津藩士で剣豪として知られる男・檜原東吾。その息子・真之助は恐ろしい父に従い生きてきたが、狩りの時に現れた身の丈5メートルを越える巨大熊に父は殺されてしまいます。
真之助は父が用心棒をしていた女郎宿の女の元を逃げ出し、思いを寄せていたが婚約者がいたアイヌの村娘・パイカラとともに故郷を出ます。
それから10年後の明治17年の札幌。立派な青年へと成長した真之助は父を殺した羆を追い続けていました。そして、飢饉の今年こそは羆が出現すると確信し、猟銃を手に入れるのでした。
そんな真之助が羆を探している頃、山中の一軒家に住んでいるパイカラのもとに、元婚約者ラオマップが来てしまいます。真之助へ復讐するために来たラオマップは、帰宅する真之助を狙うのですが、そこにあの巨大羆が現れて・・・
この前読んだ「新約マタギ伝 邂逅の森」とはまたちょっと違った明治の狩りモノの漫画です。
当時の北海道開拓が悲惨だった様子も少し描いてあったりして、そこも面白い。

参照サイト
エゾヒグマ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%83%92%E3%82%B0%E3%83%9E
ヒグマ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%B0%E3%83%9E

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村を追い出された富治はふたたび熊と出会うことに。熊谷達也&近藤佳文『新約マタギ伝 邂逅の森』第2巻と第3巻(完結)
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-1085.html
現代の脳外科医が幕末にタイムスリップしてしまい・・・。村上もとか『JIN -仁-』第1巻から10巻まで
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ヤロスラフ1世を主人公にしたロシア映画。『バトル・キングダム 宿命の戦士たち』
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熊と人間たち関係の歴史を紹介する。ベルント・ブルンナー『熊 人類との「共存」の歴史』
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-707.html



「春告獣(エゾヒグマ)―ヒグマのことがわかる本」
「日本の歴史 戦国素材集」
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