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師匠と弟子、二人の「はじまり」を描く最終巻。原作/吉川良太郎・作画/黒釜ナオ『解剖医ハンター(BAROQUE ANATOMYD)』第3巻

どーも。馬頭です。
この前の飲み会の時、やけに下半身が寒いなー、とか思ってたら、その時すでにがっつり風邪ひいてたようで、そんな状態で酒飲んでたらしい。今週は体調悪いまんま出社できつかったです。足腰寒くて膝掛け使ってたら、おじいちゃんみたいとか言われましたよ! ほっとけ!

それはともかく。

解剖医ハンター03_吉川良太郎&黒釜ナオ

『解剖医ハンター(BAROQUE ANATOMYD)』第3巻

(原作/吉川良太郎、作画/黒釜ナオ。徳間書店。RYU COMICS。2012年。619円。176ページ)
「1749年、外科医の兄ウィリアムに連れられてロンドンのチェルシー王立病院を訪れた若き日のジョン・ハンターは、そこで英国一の外科医ウィリアム・チェゼルデンと引き合わされる。彼の下で学ぶことになったジョンは、そこで『本物の医者』というものを知るのだが・・・」


「ドリトル先生」や「ジキルとハイド」のモデルとなった18世紀イギリスの異端の医師ジョン・ハンターが主人公の漫画の第3巻。
この巻には、「Dr.ドリトル誕生」と「ナイフを継ぐ者」の2エピソードが入っています。この巻が最終巻となります。

「Dr.ドリトル誕生」は、まだ21歳のジョン・ハンターが、英国一との評判の名医チェゼルデンの下に弟子入りし、その後の「異端の医師」としての原型が出来上がるまでを描きます。このチェゼルデンは、ニュートンの最期を看取った人でもあります。
「ナイフを継ぐ者」は、ジョン・ハンターが聖ジョージ病院の常勤外科医として選出されたことに絡んでの殺人事件の話と、弟子のジェンナーが天然痘に立ち向かう中で、医師としての信念と意志を確立していく姿を描きます。作中出てくるかっこいい盲目の治安判事ジョン・フィールディングは、皆川博子の「開かせていただき光栄です」にも出てきますね。
この作品、これで終わりとのことですが、無茶苦茶面白かったです。途中で「コミックリュウ」がリニューアルのために休刊しちゃいましたが、無事終わってよかったです。

参照サイト
comicリュウ
http://www.tokuma.co.jp/ryu/
解剖医ハンター 紹介ページ(リュウ)
http://www.tokuma.co.jp/ryu/manga/m_hunter.html
BLACK POT 黒釜ナオ・ブログ
http://kurogamanga.blog60.fc2.com/
「閑話休題」-吉川良太郎HP-
http://perrault.hp.infoseek.co.jp/
ジョン・ハンター (外科医)(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC_%28%E5%A4%96%E7%A7%91%E5%8C%BB%29
エドワード・ジェンナー(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC
ウィリアム・チェゼルデン(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%B3

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「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」。ウェンディ・ムーア著。
「開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―」
「森薫拾遺集」。今月出る森薫氏の短篇集。



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