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予言された子供が救国の勇者へと成長する18世紀のカザフスタンが舞台の映画。『レッド・ウォリアー』

どうも。汚濁が溜まりに溜まった馬頭です。
なんかほんとに暖かくなりましたね~。これなら週末の花見も震えずに参加できそうです。でも、最近は鬱屈溜まり過ぎで愚痴がでそうでいやだ。酒は楽しくがモットーです。

それはともかく。

『レッド・ウォリアー』DVD

『レッド・ウォリアー』

(フランス/カザフスタン映画。2005年。監督/セルゲイ・ボドロフ、イヴァン・パッサー。出演/クノ・ベッカー、ジェイ・ヘルナンデス、ジェイソン・スコット・リー、マーク・ダカスコスほか。112分。)
「18世紀のカザフスタン。草原の民カザフは、強大な部族ジュンガルによって苦しめられていた。いくつもの部族に別れ、分裂していたカザフの諸部族だったが、賢者オラズはいつの日か一人の勇者が人々をまとめ敵を退けるとの予言を信じ、ついにその運命の子供を見つけ出す。その赤子はカザフのワリ王の息子だが、予言の成就を察知したジュンガルの魔の手が伸びるのを避けるため、オラズのもとで勇者となるべく養育される。その子供マンスールは、友人エラリとともに素晴らしい青年へと成長するのだが、その頃、再びジュンガルの圧力が高まりはじめ・・・」


18世紀のカザフスタンの英雄を主人公にした歴史劇。原題「NOMAD: The Warrior」。「レッド・ウォーリアー」じゃなくて、「レッド・ウォリアー」。なんでこんな邦題に?

カザフ・ハン国は、18世紀はじめには大中小の三つの集団(ジュズ)に分かれていて、統一がとれていませんでした。そのカザフを圧迫していたのが、東に隣接する遊牧民ジュンガルです。1723年には「はだしでの逃走(アクタバル・シュブルンドゥ)」と呼ばれるほどの打撃を受けることになります。こうして逃げ出す者がいる一方、この地に留まる人たちもいました。彼らは、「ある日チンギス・ハーンの末裔が現れ、カザフを束ね敵に立ち向かうであろう」という予言に希望を抱いていました。
その「予言の少年」は、賢者オラズによって保護され、他の少年らとともに養育されて立派な青年マンスール(アブル・マンスール)となります。彼こそがのちにカザフを統一し、ハーンに選出されるアブライ・ハーンです。この物語は、このマンスールを主人公に、祖国の苦境に立ち向かった救国の英雄として描いていきます。

雪豹さんのブログで見たので前々から存在は知っていましたが、やっと観る機会がやってきました。そして、想像以上に面白かったです。話もちゃんとしてるし、アクションもなかなか。カンフーアクションっぽかったのはともかくとして、馬でのアクションは凄く良かったです。あと、背景となっている壮大な自然、延々と続く草原と山河の美しさは、それだけで見応えがありますね~。
俳優さんは知らない人ばかりでしたが、ジュンガルのハーンの息子の敵将シャリシュが、「ジェヴォーダンの獣」でネイティブアメリカンの戦士マニの役をやってたマーク・ダカスコスでした。調べるまでわからなかったけど。
そういや、最後の方ではジュンガルがロシアから手に入れた大砲を使うのですが、軍事顧問みたいなロシア人が台詞は無いけど登場。基本的に作中では銃は使用してなくて、剣や槍などで戦います。ジュンガルは火器で武装してたらしいけど、そういうシーンはこの大砲以外無し。

参照サイト
レッド・ウォリアー<未>(2005)(allcinema)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=334005
アブライ・ハーン (wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%B3
カザフ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B6%E3%83%95
カザフ・ハン国(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B6%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%B3%E5%9B%BD
ジュンガル (wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AB
映画「レッド・ウォリアー」(ブログ草原系)
http://otuken.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-39e5.html

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「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」 (完全ノーカット版) Blu-ray
「オグズナーメ―中央アジア・古代トルコ民族の英雄の物語」
「露清帝国とカザフ=ハン国」



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