Entries

46年振りの皆既日食を記念して、日食と歴史の関係のことを書いた本。斎藤尚生『有翼日輪の謎 太陽磁気圏と古代日食』

どーも。馬頭です。
本日、7月22日は日本で46年振りに皆既日食が見れる、とのことで、えらい騒ぎになってましたね。
46年ぶり皆既日食=硫黄島などで観測成功-トカラ列島、悪天で見えず(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date3&k=2009072200057
「日本の陸上では46年ぶりとなる皆既日食が22日午前、鹿児島県のトカラ列島や種子島、東京都の硫黄島などで起きた。硫黄島や、奄美諸島の喜界島などでは観測に成功したが、継続時間が6分25秒と陸上では最長のトカラ列島悪石島(鹿児島県十島村)では悪天候となり、見ることができなかった。」

46年ぶりの皆既日食・太平洋上

今回の日食の様子の動画です。
綺麗に輪っかになってますね。コロナもしっかり見えてるし。あー、これやってるころに私は仕事してたんですが、ちょっと抜け出して一応空を仰ぐくらいはしてもよかったかな。実は、この日、朝から小雨が降ってまして、すっかり諦めてました。職場のとこでも薄雲ごしに何か見えたかも?

さて、それはを踏まえて、今回はこれです。

有翼日輪の謎_太陽磁気圏と古代日食_斎藤尚生

『有翼日輪の謎 太陽磁気圏と古代日食』

(斎藤尚生。中央公論新社。中公新書668。1982年。480円。233ページ。)
第一章 惑星間空間が四つに割れた
第二章 引きずり出された太陽地場
第三章 二半球モデルの提唱
第四章 バレリーナのスカート
第五章 ツタンカーメンのコロナ
第六章 空飛ぶ日輪に乗った神様
第七章 太陽にすむ大鳥
第八章 日輪を神授されたペルシア王
第九章 バレリーナを探る人工惑星
あとがき
図版出典一覧
参考文献

古代から観測されてきた日食の現象と、それの記録と影響を解説する本。
今更ですが、日食が見せる有翼日輪はウチのサークル名の元になったものでもありますので、この機会に紹介しとかないと。
日食という現象とそれが見せる姿を科学的に説明してくれる部分がちゃんとあって嬉しい内容(まあ、1982年の本ですが)。その日食が歴史的にどのような影響を与えるか、ということをササン朝の建国と絡めて説明してるあたりとか凄い燃えました。こーゆーの大好きです。
なんか、久々に読みたくなってきたなぁ。

今回の日食騒動では、トカラ列島に人が押し寄せるとかどうとかで揉めたくせに、肝心のそこで天気が悪くなって見えなくなってしまい笑いました。私は、「孤島」「外部からの客たち」「閉鎖的な島民」と来た上に、「嵐の到来」となってしまっては、もうあとは「殺人事件」がこなきゃおかしかろう、と思ってました。きっとあのツアー客たちのひとりが、口に望遠鏡を突っ込まれた姿で殺されてるのが発見され、たまたま来ていた刑事が「皆さん、事件が解決するまで島を出ないでください」とか言い騒然となり、島に飢餓が広がる中、また1人また1人と人が殺されてく展開になるかと。最後は、島の広場に集められた300人からのツアー客たちを前にして、たまたま来ていた名探偵が「犯人はこの中にいる!!」とか言い出して・・・(容疑者多いな!

あと、オマケに。
月見そば
今日は日食ということなので、月見そばを食べてみました。
どっかの蕎麦屋では麺を黒くして、「日食そば」を出したらしいですね。
しかし、久々に蕎麦に卵入れてみて思ったんですが(もう数年こんな食べ方してないな・・・)、この味、何かを連想します。なんだったかな?



参照サイト
中公新書 - 中央公論新社
http://www.chuko.co.jp/shinsho/
日食(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%A3%9F
デジタル・クワルナフ_いろいろ偏り気味の世界史サイト
http://www.toride.com/~digxwa/

関連記事
7000年の歴史の重みが心地よい1級の品々。『ペルシャ文明展』上野・東京都美術館
http://xwablog.exblog.jp/10456226
ゾロアスター教の通史。青木健『ゾロアスター教史 古代アーリア・中世ペルシア・現代インド』
http://xwablog.exblog.jp/10251326
ヨーロッパで圧倒的支持を得て来た占星術の発展とその立場の変遷。中山茂『西洋占星術 科学と魔術のあいだ』
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-31.html


「涼宮ハルヒの憂鬱 5」は「孤島症候群」の回が収録。そういや、今、第二期やってますね。
「鋼馬(ドルー)章伝〈4〉ノルブの光輪」。ドルーはもともと角川の新書だったけど、ちょっと前に徳間デュアル文庫から新装版が出てます。傑作です。このシリーズは私がはじめて「クワルナフ」という言葉を知った本でもあるのです。



デジタル・クワルナフ サイト・トップへ     →web拍手・コメントはこちらへ



関連記事
スポンサーサイト

Appendix

カウンタ

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

検索フォーム

プロフィール

管理人・馬頭

Author:管理人・馬頭
世界史系サイト「デジタル・クワルナフ」の管理人。ロシア・東欧史が大好物。馬。

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

QRコード

QRコード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる