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悟空と玄奘たちは追われながらとうとう唐の領域の最外辺へとやってきて・・・。諸星大二郎『西遊妖猿伝』全10巻

どうも。鶏肉だからヘルシーで大丈夫とか思ってガツガツ食ってる馬頭です。
またファミリーマートのスパイシーナゲットをたてつづけに食べてます。それにしても、ファミマは揚げ物を注文した時に渡すモノを間違う確率が高すぎだろ。スパイシーナゲットを注文したのに赤チキンを渡された。値段的には得してるけどありがたくない・・・。

それはともかく。

『西遊妖猿伝』第10巻_大唐篇_講談社版_諸星大二郎

『西遊妖猿伝 大唐篇』第10巻

(諸星大二郎。講談社。モーニングKCDX。2009年。952円。396ページ)
「執拗に悟空を追ってきた唐の刺客・黄袍と、悟空につきまとう妖少女・一升金や通臂公といった面々との因縁は断たれる。玄奘と出会えぬまま、悟空はついに唐の国境へと至るのだが・・・。」


「西遊記」をもとにした壮大なファンタジー歴史紀行とでもいう感じの「西遊妖猿伝」の大唐篇がこの10巻で完結です。途中まで読んでたのをお正月にまとめて残りを読み終えました。

この時代の唐朝と西域の境界である玉門関を超え、悟空と玄奘、そしてオマケとしてイヤイヤついてくことになった不良僧・猪悟能(八戒)が本格的な天竺への道へと入っていきます。そうです。インド行こうってのに、まだ中国の端っこですからね! 10巻かけていろいろなキャラクターが登場して、壮大な物語が語られてきましたが、これはまだはじまりでしかなかったわけです。どうやら三部作の予定で、ここまでが第一部の大唐篇、次が西域篇で、最後が天竺篇になるようです。
この大唐篇だけでもホント、いろいろありました。でも、その中でほとんどの登場人物たちが死んだりしていなくなってしまい、この西域に入るところではメインのキャラしか残ってないのです。入り組んだ人間関係もかなりすっきりして、心機一転です。まあ、最後の敵となった羅刹女がどうなるかは気になります。

ここから次なる話になってくのですが、当時の連載ではここで一旦連載が止まったようですね。中断したのが1997年で、2008年から11年振りに連載再開。現在、「モーニング」で連載中。

いやー、しかし紅孩児があんな終わり方するとは思いませんでしたし、黄袍はあっけなさすぎでした。もっと李家との絡みがあるかと思ったら無いし、なんといっても通臂公がついてこないとは思いませんでした。意外というか拍子抜けした感があるものの、まあ、ともかく凄い面白かったです。このワクワク感というかドキドキ感というか、たまりませんね。


参照サイト
講談社 モーニング 西遊妖猿伝 西域篇
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000004707
西遊記(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%81%8A%E8%A8%98
西遊妖猿伝(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%81%8A%E5%A6%96%E7%8C%BF%E4%BC%9D
玉門関(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%89%E9%96%80%E9%96%A2
河西回廊(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E8%A5%BF%E5%9B%9E%E5%BB%8A

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