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芭蕉が旅した東北への道。心より湧き出る名句の数々。矢口高雄『マンガ日本の古典 25 奥の細道』

どうも。太ったせいでちゃんと入るズボンが二着しかない馬頭です。

それはともかく。

矢口高雄『マンガ日本の古典 25 奥の細道』

『マンガ日本の古典 25 奥の細道』

(矢口高雄。中央公論社。1995年。1300円。300ページ)
目次
プロローグ
PART1 夏草や・・・
PART2 春や来し・・・
PART3 ばせを植て・・・
PART4 よしなき山中に・・・
PART5 紅花半夏ひとつ咲き・・・
PART6 涼しさを・・・
PART7 閑かさや・・・
PART8 五月雨を・・・
PART9 雲の峰を・・・
『奥の細道』行程図
あとがき
参考文献


日本の古典を紹介するシリーズのひとつで松尾芭蕉の「奥の細道」を紹介します。作者は「釣りキチ三平」の矢口高雄氏。

俳聖・松尾芭蕉といえばこの「奥の細道」ですが、この漫画では松尾芭蕉の生涯ではなく、この元禄2年(1689年)に行われた奥の細道旅行に絞って描いています。
物語の中で芭蕉たちは、各章ごとに名所を訪ねたりして、それを俳句に歌うところで見せ場を作っています。歌のための旅行であり、その旅の中でいろいろな景色を見たりして感じたものを、ふたたび歌として詠んで出す姿を、矢口氏が上手く話にしてまとめています。少々作者の想像が入っていますが、大変楽しくできていますね。
東北への旅は、門人の河合曾良(そら)という人を連れて行っていますが、芭蕉が46歳で、曾良が41歳の頃のことだそうです。そんな歳で凄い距離(五ヶ月で600里=2400km)歩いてますから、ほんと元気・頑健なおっさんたちですね。
訪ねる名所旧跡も、西行や能因、源義経ゆかりの場所を巡るのがメインです。
当時の俳壇の状況や、当時の俳諧師の生活の様子とかもちゃんと語られているので、そういう面でも楽しめました。

参照サイト
中央公論新社
http://www.chuko.co.jp/
松尾芭蕉(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B0%BE%E8%8A%AD%E8%95%89
おくのほそ道(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%81%AE%E3%81%BB%E3%81%9D%E9%81%93

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「おくのほそ道―現代語訳/曽良随行日記付き (角川ソフィア文庫)」
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「ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上3」



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