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妖精に連れて来られた女の子たちが妖精の国の国家経営を任されて・・・!? 高田慎一郎『少女政府 ベルガモット・ドミニオンズ』第1巻

どうも。馬頭です。
先日寝てる間に積んでた本が大量に崩れて目が覚めました。自分の身長と同じくらいの高さの塔2つ分。今年最大の書籍流災害です。

それはともかく。

高田慎一郎『少女政府 ベルガモット・ドミニオンズ』第1巻

『少女政府 ベルガモット・ドミニオンズ』第1巻

(高田慎一郎。フレックスコミックス。メテオコミックス。2013年。571円。161ページ)
「女子中学生の島津ななこは突如として妖精たちに眠らされ、カリブ海上にある島へと連れ去られてしまう。彼らは妖精の島アヴァロンに嫌気がさしてこの島を独立国家ベルガモットとしたのだという。しかし、気ままな彼らに国の統治ができず困っていたため、人間にやってもらおうということで、ななこは連れてこられたのだった。呪いによって島から出れないななこは、他に連れて来られた世界各国の少女たちと協力して、国家を建設することになるのだが・・・」


妖精にやや強引に頼まれて妖精の独立国家の統治を任された少女たちが、国家経営を行うという作品。作者は「ACLLA」の高田慎一郎氏。連載は「コミックメテオ」。収録されている話は、メテオでの配信で第五話になっている「感染を食い止めよう!」が抜かれて六話目が第五話になってますね。

人間に憧れる妖精たちが、妖精王オベロンの支配する妖精の島アヴァロンの仕来りや辛気臭い生活に耐えられなくなって独立し、カリブ海上の小島に独立国家を建設・・・したのはいいけれど、陽気だけどちゃらんぽらんで身勝手な妖精たちには国家経営は困難。そういうわけで、人間にやってもらおうと選ばれたのが世界各国の少女たちで、いきなり連れて来られて呪いのせいで島から出れなくなった彼女らは、ダメダメな妖精の国をちゃんとした国として運営しはじめる・・・というお話です。公民の教科書片手に女の子たちが国家経営ってwww
しかし、これが凄く面白いんです! 「まおゆう」でも思ったけど、こういう話はシミュレーションゲーム的なワクワク感がありますよね。女の子たちが試行錯誤しながら、インフラや制度が作られ、徐々に整っていく国としての形。その過程で国に必要なものがどういったものなのかが語られていきます。
さらに、このベルガモットの独立を快く思わない本国アヴァロンが、さまざまな巨像を送り込んできて女の子たちが変身して戦うという場面も有り! 
女の子たちのゆるゆるな国家経営&変身ヒロインバトルものという組み合わせが面白い。
それに、島に呼ばれた少女たちは世界各国から連れてこられたわけですが、内閣を組閣する時に、それぞれお国の得意分野に見合った分野の大臣になっているのも楽しい。
ちなみに、組み合わせは・・・
島津ななこ(日本)→大統領
ソフィア(イギリス・スコットランド)→官房長官
メルセデス(ドイツ)→法務大臣兼国家公安委員長
ターニャ(チェコ)→財務大臣兼経済産業大臣
プリシラ(アメリカ)→宣伝大臣&大統領報道官&外務大臣
目黒圭夏(日本)→防衛大臣
アレット(フランス)→文部科学大臣
クリスティナ(スウェーデン)→厚生労働大臣
郭台鈴(台湾)→農林水産大臣
マリア(ロシア)→国土交通大臣
ジーナ(イタリア)→警察庁長官
ということになってます。
こんなメンバーで、まずは農地、道路、水道、貨幣、とやっていきますが、さっそく問題も起きてしまっています。この窮地をどう乗り越えていくのでしょうか、続きが楽しみですね〜

参照サイト
休日のベイルアウト(高田慎一郎。新blog)
http://bailoutofholiday.blog.fc2.com/
休日のベイルアウト『男の美学』 (旧サイト)
http://takada.anicomi-works.com/
COMICメテオ
http://comic-meteor.jp/
アヴァロン(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AD%E3%83%B3
ベルガモット(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A2%E3%83%83%E3%83%88
ピクシー(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC
テルキーネス(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%82%B9

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