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ゴッホの弟・画商テオドルスが主人公の漫画です。穂積『さよならソルシエ』第1巻

おはようございます。馬頭です。
髪の毛切りに行ってすっきりしました。ロードバイク乗る時は髪短い方が断然いいですね。

それはともかく。

穂積『さよならソルシエ』第1巻

『さよならソルシエ』第1巻

(穂積。小学館。フラワーコミックス。2013年。450円。191ページ)
「1885年のパリ。一流画廊グーピル商会で支店長を務めるテオドルスは、有能だがパリ画壇の権威に否定的な態度を取る異色の画商。そんな彼のもとにやってきたのは、浮浪者と見まごうような姿の兄フィンセント・ファン・ゴッホで・・・」


なんと! 画家ゴッホの弟、画商テオドルス・ファン・ゴッホが主人公の漫画です! 作者は良作「式の前日」の穂積氏。

主人公テオドルスは、パリの富裕者層相手に商売をしている保守的な画廊、グーピル商会で働いていながら、むしろそのパリ画壇の権威主義的な凝り固まった風潮を批判し、活き活きとした新時代の絵画を希求する天才画商として描かれています。
もちろん、あのフィンセント・ファン・ゴッホという兄がいるわけですが、兄はいまだ無名。というか、ポスト印象画の画家としてのゴッホは晩年になって評価されはじめたものの、結局生涯売れない画家だったわけですが。
生活能力の無いゴッホに比べ、弟の画商テオドルスの方はしっかりやってたので、貧しいゴッホに金銭的援助をたびたびしていたようですね。もともと、家族と上手くやっていけてなかったゴッホの唯一の味方がテオドルスで、最後まで理解者だったようです。
そんな兄弟の強い絆と複雑な心情を絡めつつ、新しい絵画の幕開けの時代に活躍した男としてテオドルスを描いていきます。
いやー、かなりいい感じですよ、これ。続きが楽しみです。
連載は「月刊flowers」。

てか、今回調べてみてはじめて知りましたが、ゴッホももともとこのグーピル商会に入社してたのか! 同名の伯父のフィンセントがここの経営に関わってて、兄弟ともに入ったわけです。

参照サイト
小学館コミック -フラワーズ-
http://flowers.shogakukan.co.jp/
テオドルス・ファン・ゴッホ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AA%E3%83%89%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%9B
フィンセント・ファン・ゴッホ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%9B
グーピル商会(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%AB%E5%95%86%E4%BC%9A
「式の前日」の穂積、最新作「さよならソルシエ」1巻発売(コミックナタリー)
http://natalie.mu/comic/news/90414

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「式の前日 (フラワーコミックス)」これは良作ぞろいの短篇集ですよ〜。
「ゴッホちゃん(ヤングガンガンコミックス) 」
「ゴッホの手紙 中 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-2)」。テオドルス宛ての手紙をまとめた分だけで上中下巻の中と下巻を使ってるという。ほとんど彼宛てのばかり残ってるようです。



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