どうも。サラサラヘアーに憧れる馬頭です。
それはともかく。
『黒い獣 ベット・ノワール 紅林直作品集』(紅林直。大都社。ダイトコミックス。2004年。619円。205ページ)
「19世紀後半、日本からパリへとやってきた使節団に同行していた剣客・北御門太郎は、『黒い獣(ベット・ノワール)』と呼ばれていたジャーナリストのひとり、J・Jに追われていた少年アンリを助けることになる。だが、アンリの家に行った北御門が知ることになるのは・・・」
「かの名はポンパドール」の紅林直氏の描く、19世紀のパリを舞台にした作品です。収録作品は、「黒い獣」が三話と、関連する話「黒百合」です。「黒い獣」は「月刊ミステリーDX」で、「黒百合」は「別冊ヤングジャンプ」で、ともに2001年に描かれました。
明治維新の時代、日本から成島柳北らの使節団に同行してやってきた元侍の青年・北御門太郎が、フランスでジャーナリストのJ・Jと知り合って、さまざまな事件に巻き込まれていきます。
浄土真宗の東本願寺法主・大谷光瑩の随行員として成島柳北が同行した使節団は、1872年のやつだそうです。
参照サイト
紅林 直 (naokure) on Twitterhttps://twitter.com/naokure
パリ・コミューン(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%B3
成島柳北http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E5%B3%B6%E6%9F%B3%E5%8C%97
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「数量化革命」アルフレッド・W・クロスビー著。
「パリ・コミューン(上) (岩波文庫)」
「三面記事の栄光と悲惨―近代フランスの犯罪・文学・ジャーナリズム」
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