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能を通じて結ばれる将軍と大名たちとの関係。山本博文『遊びをする将軍 踊る大名』

どうも。ありもしない超過リターンを熱望する馬頭です。

それはともかく。

山本博文『遊びをする将軍 踊る大名』

『遊びをする将軍 踊る大名』

(山本博文。講談社。教育出版。2002年。1500円。193ページ)
序章 踊る国王と踊りを見る将軍
第1章 徳川家康の覇権と外様大名
第2章 徳川秀忠時代の政治と御成
第3章 徳川家光の遊びと政治
終章 遠くなる将軍と大名
主な参考文献・主な引用史料・関連著書
あとがき


江戸時代初期、将軍たちが能などを通じてどういう関係を築いていたか、などを語る一冊。著者は「江戸お留守居役の日記」「江戸城の宮廷政治」などの山本博文氏。

これ、はじめにルイ14世とブルボン朝を引き合いに出しているので、徳川幕府とブルボン朝を対比させつつ解説していくのかと思ったら、そういうこともなかったです。
しかも、ほぼ前半分くらいは徳川幕府成立の解説で終わってる感じでした。
後半になって、やっと能を見たり、自身で踊ったりする将軍や大名たちの話になって、将軍を能に招待したりする「御成」が重要な政治的行為だったことなどが語られます。
ただ、もっとくわしくやってくれるのかと思ってたので、ちょっと物足りない感じでした。



「王は踊る」DVD版
てか、こういう映画ありましたね。すっかり忘れてた。未見なので今度見てみよう。



参照サイト
山本博文(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%8D%9A%E6%96%87
山本 博文|東京大学大学院 情報学環・学際情報学府
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/professor.php?id=375
(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD
猿楽(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%BF%E6%A5%BD
喜多流(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%9C%E5%A4%9A%E6%B5%81
宝生流(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E7%94%9F%E6%B5%81
安宅丸(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%AE%85%E4%B8%B8

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