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その土地の素晴らしさを体感する街めぐり漫画。衿沢世衣子『ちづかマップ』シリーズ

どうも。歯磨き粉はたっぷり派の馬頭です。

それはともかく。

衿沢世衣子『ちづかマップ』(講談社版)

『ちづかマップ』

(衿沢世衣子。講談社。2010年。900円。189ページ)
「女子高生の鹿木子千束(かのこぎちづか)は古地図が好きな女の子。古美術商の祖父が密かにやっている尋ね人の仕事に首をつっこんでは、地理に関する知識を駆使して解決していく・・・」


主人公の女子高生・ちづかが、地形・地名・歴史など地理学的なネタで作られている出来事に関わっていく漫画「ちづかマップ」のシリーズを買いました。作者は衿沢世衣子氏。

もともと「メフィスト」で「尋ネ人探偵」というタイトルで連載していたものですが、これを「ちづかマップ」として講談社から出し、その後、小学館の「月刊flowers増刊 凛花」で正式に「ちづかマップ」として連載がはじまりました。小学館版は現在2巻まで出ています。

講談社版では五話分あって、真砂町を探したり、天ぷら屋の絵を巡る話に関わったり、浅草など下町をいろいろ歩いたり、鶯谷〜日暮里で書道関連の出会いがあったり(修悦体の佐藤修悦さんが出てきたり!)、京都に行って御朱印に目覚めたり、といった話が収録されています。
実はこの段階では古地図がどうこうというのはあまりなかったりします。

ところで、この講談社版は、普通ではもう買えないので、ネットで中古のを買ったのですが、袋から出す時、いつもみたいにカッターで袋を切ってたら、間違えてカバーをずっぱり切ってしまい意気消沈。微妙に値段高くなってたからよけいにショックです。

衿沢世衣子『ちづかマップ』第1巻(小学館版)

『ちづかマップ』第1巻

(衿沢世衣子。小学館。フラワーコミックススペシャル。2012年。743円。)
第一話 日本橋編
第二話 お茶の水編
第三話 堀切編
第四話 近江編


小学館版からは判も大きくなってB6からA5サイズになってます。
ここからは復刻古地図やアイフォンアプリの東京時層地図やらを使って、時代ごとの移り変わりなども楽しんでいきます。
1巻では、小村雪岱絡みで日本橋に行ったり、御茶ノ水近辺の坂を巡って地形を感じたり、水元公園に行ったり、堀切で菖蒲見たり、琵琶湖周辺の名所を巡ったりします。琵琶湖と堀切以外はどれも行ったことある場所だけど、こういうのは全然見落としてた。面白そうだなぁ。


衿沢世衣子『ちづかマップ』第2巻(小学館版)

『ちづかマップ』第2巻

(衿沢世衣子。小学館。フラワーコミックススペシャル。2012年。790円。)
第五話 青梅編
第六話 王子編
第七話 麹町編
第八話 紀州編


2巻の途中から掲載誌が「凛花」から「増刊flowers」に変更になりました。
この巻では、漆喰の鏝絵を見たり、青梅の地味な見どころを見たり、王子で落語やお菓子のことで友達が出来たり、筆とお菓子のために麹町に行ったり、旅行で高野山や熊野に行きます。
2巻では脇キャラが探索の友となっていく感じでしたね。

地誌学的なネタでうだうだやってく半ばエッセイ的な感じさえする内容の漫画でしたが、非常に楽しめました。なんだか自分も行ってみたくなるのですよね〜。

参照サイト
Erilog(衿沢世衣子公式)
http://erisawa.com/blog/
衿沢世衣子 (knutknut) on Twitter
https://twitter.com/knutknut
小学館コミック -フラワーズ- 増刊flowers - Flowers - 小学館
http://flowers.shogakukan.co.jp/zoukan/index.html
地理学(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%86%E5%AD%A6
古地図 - goo 地図
http://map.goo.ne.jp/history/

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