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友人の処刑を経て、ある想いを秘めて死刑執行人として働きはじめ・・・。坂本眞一『イノサン』第2巻

どうも。馬頭です。
昨日の残業中、やけにボーっとするなー、と思ってたら、風邪引いてたみたいです。起きたら昼だし、体が重い。

それはともかく。

坂本眞一『イノサン』第2巻

『イノサン』第2巻

(坂本眞一。出典/安達正勝『死刑執行人サンソン』。集英社。ヤングジャンプコミックス。2013年。514円。222ページ)
「ともに苦しみを分かり合えた友・ジャンを自らの手で処刑することになってしまったシャルル-アンリ・サンソン。執行時の失態により祖母マルトによる再教育を受けるも、その性根が変わることはなかった。苦悩するシャルルだが、その惰弱ぶりに父・ジャン-バチストすらシャルルを見限り・・・」


ルイ16世やマリー・アントワネットを処刑した18世紀のパリの死刑執行人シャルル-アンリ・サンソンを主人公にした漫画「イノサン」の第2巻。作者は「孤高の人」の坂本眞一氏。連載は「週刊ヤングジャンプ」。


友人ジャンの処刑をさせられたシャルルですが、あまりのことに処刑で取り乱し、酷い手際を晒してしまいます。怒った民衆が暴動を起こしそうになりますが、「死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男」によると手際の悪い処刑には民衆が怒ることがあったそうです。
この時は父ジャン-バチストが上手く取り計らいその場を収めますが、祖母アンヌ・マルトは怒り、父ジャンも失望させてしまいます。
父親がシャルルを見限り、他の子に、と言っているのを聞いてしまったシャルルはこの時から、以前とは違って立派に処刑執行人としての仕事をこなすようになっていきますが、それはある思いを抱いていたからで・・・。

この巻では、若い頃のデュ・バリー夫人が出てきますが、なんかメガネっ娘修道女とか、誰得だ? 俺得か!
後半では貧困に陥った父子が登場しますが、それがさらなる悲惨なエピソードへと繋がっていきます。

それにしても、マダム・レコンバの処刑の話で、絞首刑を失敗してますが、絞首刑って失敗することなんてあるんだな。


『死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男』安達正勝

『死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男』

(安達正勝。集英社。集英社新書。2003年。735円。256ページ)


参照サイト
週刊ヤングジャンプ公式サイト
http://youngjump.jp
坂本眞一 (14MOUNTAIN) on Twitter
https://twitter.com/14MOUNTAIN
「孤高の人」の坂本眞一、死刑執行人サンソン描く新連載(コミックナタリー)
http://natalie.mu/comic/news/84063
シャルル=アンリ・サンソン(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AB%EF%BC%9D%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3
死刑執行人(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E5%88%91%E5%9F%B7%E8%A1%8C%E4%BA%BA
デュ・バリー夫人(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%A4%AB%E4%BA%BA

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