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歩きがいのある巨大城郭・鉢形城へ行ってきました。20131110

どうも。部屋が本だらけでストーブが置けない馬頭です。
せめてあと400冊は処分しないと危なくてできない。来週は寒くなるという話なので、とりあえず電気毛布でも買おうかどうか悩み中。

それはともかく。

鉢形城20131110_02

鉢形城跡

今日は奥野さんと蒸しぱんさんと一緒に鉢形城を見てきました。
埼玉県の西部。大里郡寄居町にあるお城で、荒川沿いの舌状台地に作られた平山城。池袋から一時間半くらいですかね。夕方から雨との予報もあり、微妙に天気が悪く一時晴れるもののだいたいは曇ってました。
写真は荒川の対岸・玉淀で川岸に降りて鉢形城の側面から撮影したものです。断崖絶壁に岩肌が見えるいかにも堅固そうなお城ですね。この荒川と深沢川に挟まれた舌状台地全体が城郭になってます。
1476年に長尾景春によって築城され、その後、後北条氏の時代に北条氏邦の居城となりました。豊臣秀吉の時代になって、小田原征伐の中で長野の方から攻めてきた前田利家、上杉景勝、真田昌幸、本多忠勝、鳥居元忠などの錚々たる武将たちに包囲され、最終的には開城しました。
徳川時代には放棄され、城としては残らなかったのですが、巨大な縄張りが遺構として残され、現在は鉢形城公園として整備されて、鉢形城歴史館なども作られています。また、日本100名城のひとつにも認定されています。


鉢形城20131110_01

寄居駅

最寄り駅は鉢形駅ではなく寄居駅。いや、鉢形駅でも距離的にはほぼ同じ程度ですが、荒川の対岸側から城の側面を見つつ城に入るにはこちらの方が適切ということで。八高線の折原駅からも距離的にはそんなにかわらない。
寂れた感じのある町ですが、昔は東京近郊の観光地として栄えた名残が各所に見える。


鉢形城20131110_03

笹曲輪 鉢形城のディオラマ

橋を渡ると鉢形城の先端部、笹曲輪から入れるようになってます。笹曲輪はそれなりに広いですが、そこに鉢形城全体を象ったディオラマが設置されています。
深い谷によって分断された鋭角な台地が巧みに利用されているのがよくわかります。


鉢形城20131110_04

伝御殿曲輪

かつて城の主要施設があったであろう場所です。「伝」とあるのは、そう思われるだけで実際には発掘はまだされていないから。この場所が林業試験場として利用されているため、本格的に発掘できていないようです。ただ、昔に比べ整備されていて、ここまで立ち入ることはできるようになっています。結構広いです。
ここで駅前で買ったパンなどを食べ軽い昼食を済ましました。巨大な蜂がいて、みんなでちょっとビビったりも。


鉢形城20131110_05

鉢形城本丸跡?

御殿曲輪がある部分の西南側にある盛り上がった部分。鉢形城の本丸跡? これの左側が本曲輪部分とニの曲輪部分を分断する堀切になってます。あとこれの手前にも堀がありました。
この手前の広場はなぜか木片が大量に敷き詰められていて、踏み心地が良かった。


鉢形城20131110_06

エドヒガンの巨木

城内にある桜の一種・エドヒガンの巨木です。150年くらい前に二本の木を切ったら、そこから12本も生えてきてこんな感じになったとかなんとか。城の段差のあるところに生えてる。町天然記念物に指定されています。
これは花が咲いているところを見てみたいものです。


鉢形城20131110_07

二の曲輪

二の曲輪の方はきっちり整備されていて、しかも広大です。
かなり平坦なのですが、舌状台地の地形としては先端の方である本曲輪に行くに従って土地が下がっています。なので、この写真の奥に見える三の曲輪の方が高い位置にあります。


鉢形城20131110_08

堀と土塁

二の曲輪と三の曲輪を分ける堀と土塁ですが、これが凄く良い。土塁も堀も幅が広く、角ばったかたちで張り出しているので、まるでヨーロッパの近世城郭のよう。なぜか土塁は二段式になってました。堀の方は実際には当時さらにずっと深かったようです。


鉢形城20131110_09

三の曲輪(伝秩父曲輪)

三の曲輪の部分は土塁に石積みがしてあったのが発掘でわかっています。一応それと、三の曲輪にあった池と建物も再現されています。当時、宴会場・迎賓館的な役割を担う場所だったようです。なので、石積みも、城の外側に向けてではなく、内側に向けてあり、見せるための石垣だったようです。


鉢形城20131110_10

一旦馬出しなどを見てから、二の曲輪と三の曲輪の間の堀に降りてみました。右が三の曲輪側で、左が二の曲輪側なので、三の曲輪の方が土地が高かった。かなり高く見えますが、当時はさらに堀が掘ってあったでしょうし、そうそう簡単には越えられなかったかと。


鉢形城20131110_11

折原歴史かるた

城の各所にこうした看板が立ってました。
「へ 兵力の ちがい是非なし 鉢形城」
他にもいろいろ鉢形城にちなんだ面白い内容のかるたになってます。


鉢形城20131110_12

三の曲輪 伝逸見曲輪

さきほどの伝秩父曲輪や虎口、四脚門などがある場所の道路をはさんで東側にある三の曲輪の逸見曲輪からさらに南西側を見て撮影したもの。高い位置にある奥の方が城の外縁部。


というわけで、かなり巨大な城郭であったので、凄く見応えがありました。歩きがいもあるが、山城じゃなく平坦なので歩きやすいです。見て回って遺構を存分に堪能できる良いお城です。
このあと、近くにある鉢形城歴史館にも行きました。大きくはないですがよく整備された新しい建物で、現在は鉢形城を築城した長尾景春の小規模な特別展がやっていて、これも楽しませてもらいました。


鉢形城20131110_13

おまけ・神さまが見てる

寄居駅から鉢形城に向かう途中で見つけた看板。キリスト看板として知られるアレですが、変なのがあったので。

「私生活も神は見ている 聖書」

これ、絶対聖書にこんなこと書かれてないだろ、とみんなで言っていたのですが、実際どうなんでしょうか。


今日は最後にナポレオンさんも入れて飲み会に。池袋にある中国東北料理のお店でした。ここで生まれてはじめて狗肉を食べたのですが、いまいち。他のはどれも美味しかったです。梅酒ばかり飲んでましたが、疲れてた上に寝不足だったので、途中からかなり寝てしまいました。けれど、お腹パンパンになるまで食べれて満足。


参照サイト
鉢形城歴史館
http://www.town.yorii.saitama.jp/modules/xfhachi/article.php?articleid=1
鉢形城歴史館・寄居町埋蔵文化財センター
http://www.town.yorii.saitama.jp/modules/mxdirectory/singlelink.php?cid=11&lid=14
鉢形城(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%A2%E5%BD%A2%E5%9F%8E
長尾景春(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B0%BE%E6%99%AF%E6%98%A5
北条氏邦(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%A1%E6%B0%8F%E9%82%A6

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「武州鉢形城戦記―関白秀吉関東征伐」
「長尾景春 (シリーズ・中世関東武士の研究) 」
「ジャポンヤ――イブラヒムの明治日本探訪記 (イスラーム原典叢書)」



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