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まさかこんな本格的な戦いになるとは思ってもいなかった! 森薫『乙嫁語り(おとよめがたり)』第6巻

どうも。最近はなるべく野菜を食べようと思って、スーパーのサラダなんかを買ったりするのですが、半額になる時間を狙っても、それを狙っている「狼」たちによってまたたく間に取られてしまうため、なかなか手に入れることができない馬頭です。
こうなったら、私もハーフプライサー同好会に入るべきか・・・。

それはともかく。

乙嫁語り(おとよめがたり)第6巻_森薫

『乙嫁語り(おとよめがたり)』第6巻

(森薫。エンターブレイン。ビームコミックス。2014年。620円。195ページ)
「カルルクのもとにアミルが嫁いで来てから1年。アミルの実家・ハルガル家は、牧草地の不足から同祖のバダン家と手を組むが、彼らは中央アジアへ進出するロシアと接近していた。この状況を苦々しく思うアミルの兄・アゼルだったが、両家は多数の火器を使いカルルクたちの村を襲撃することになってしまい・・・」


中央アジアを舞台にした素敵なお嫁さんたちの物語の第6巻。連載は『ハルタ』。

舞台は再びカルルクとアミルの話に戻りますが、なんかエライことになってしまってます。
アミルの実家であるハルガル家は、牧草地の不足から困窮し、同族のバダンと手を組みますが、どうやらバダンはハルガルを利用しようとしているだけのようで、それを理解しないハルガルの長ベルクワトに、息子のアゼルは苦々しい思いでいっぱいです。
バダンはロシアの武器を手に入れ、上手い話でベルクワトをノセて一緒にカルルクの村を襲うことに。
アミルは事前に村にやってきたジョルクに戻ってくるように言われるのですが、カルルクとともに実家と戦うことを選びます。
戦いは大砲で街を砲撃してから直接乗り込んでくるのですが、バンバン人死にが出るような激しい戦いになっていきます。
まさかほっこり新妻モノの「乙嫁語り」が、こんな本格的な戦いになるなんて思ってませんでしたから、吃驚しました。アミルさんも複雑な立場ながら活躍してます。あとなんといっても、兄のアゼルが馬で弓で剣で大活躍。
怒涛の展開ですが、一応戦いの決着がついたところまでが収録されています。このあとどうなっていくんでしょうね。でも、次の巻ではアンカラを目指すイギリス人スミスたちの話になるそうです。
今回は冒頭に、男として成長したカルルクくんに二度惚れした感じの話とかもあって、ニヤリとさせつつも、殺伐とした急展開で驚かされました。でも、見応えのある戦闘シーンだったし、アミルさんたちが活躍が見れて非常に面白かったです。森薫氏はこういうのもイケるんですね〜。

ところで、あとがき漫画に木に身長を測った印をつけておいたら・・・ってネタが描いてありますが、樹木は先端が成長するのであって、幹の部分に印をつけておいてもずっとその位置のままですよね?


参照サイト
ハルタ エンターブレイン
http://www.enterbrain.co.jp/product/magazine/harta
F E L L O W S !
http://fellows-manga.com/
エンターブレイン
http://www.enterbrain.co.jp/index.html
南下政策(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E4%B8%8B%E6%94%BF%E7%AD%96
グレート・ゲーム(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0

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