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貧しい少女が行方不明の主を捜すため全てを振りきって蒸気船へと乗り込んで・・・。永野明『海のクレイドル』第1巻

どうも。馬頭です。
今日は凄い雪ですね〜。自分も先ほど仕事から帰りましたが、15センチくらいは積もってて、町は20時代の東京都内とは思えないほどひっそりしてます。
そして、その帰宅途中に吃驚したのですが、陸橋の雪の少ない車道部を歩いて渡ってたら目の前から同じように歩いてくる人が。よく見たら宅配ピザの人で、なぜか薄着で手にピザのケースを持ってます。どうやらバイクだと危ないから歩いて配達してるようです。全身から負のオーラが出てて思わず避けて通りましたが、こんな日に配達させられるとあんな死人のような目になるんですね。

それはともかく。

永野明『海のクレイドル』第1巻

『海のクレイドル』第1巻

(永野明。新潮社。バンチコミックス。2014年。560円。191ページ)
「産業革命期のイギリス。元雑用婦のモニカは、かつて貴族の主人の屋敷で雇われていた時、主人の息子エヴァンの子守をしていた。しかし、主人がアメリカへの船旅の途中で行方不明となり失業してしまう。主人からエヴァンを守るよう言われていたモニカは、エヴァンが叔父夫婦のもとでぞんざいに扱われていることを知り、思わず幼いエヴァンを連れ去ってしまう。さらに死んだとされていたエヴァンの父親が、実はまだ生きているかもしれないと知り、彼を捜すため、無謀にもエヴァンとともに蒸気船レディー・オブ・ザ・シーへと乗り込むのだった・・・」


「コミック@バンチ」で連載中の蒸気船漫画です。作者はこれが初連載の永野明(ながのめい)氏。

この作品は、たぶん19世紀半ばか後期くらいの時代が舞台のお話で、イギリスの貧しい娘モニカが、アメリカ行きの船旅で行方不明になった元雇い主を捜すため、アメリカ行きの蒸気船に乗り込んでしまう、という展開。しかも、幼い主人の息子エヴァンを連れて、です。
この1巻では、ヒロインのモニカが酷い現状から脱出し、密航という形で蒸気船に乗り込み、そこでなんとか働けば乗せてやってもいいと認めてもらう、というとこまでを描きます。
社会の最下層の無力な少女モニカが、主人との想い出と幼い少年エヴァンへの責任感から、突き動かされるように活躍していく物語です。モニカが多くの人に助けられながら危機を乗り越え、必死になって生きていく姿はなんともドラマチックでワクワクしますね! このあとは蒸気船での航海の話になっていくんでしょうが、凄い楽しみです。

参照サイト
web@バンチ
http://www.comicbunch.com
海のクレイドル web@バンチ
http://www.comicbunch.com/comicinfo/uminocradle/
期待の新人作家さん web@バンチ 編集長ブログ
http://www.comicbunch.com/blog/hensyutyo/2013/07/post-147.php
蒸気船(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%B8%E6%B0%97%E8%88%B9

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「蒸気船の世紀」
「十九世紀ロンドン生活の光と影―リージェンシーからディケンズの時代へ (SEKAISHISO SEMINAR) 」
「ドン・キホーテ」第1巻。



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