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追手を逃れてインドに入った良造とオレーナらに新たな旅の道連れが・・・。芝村裕吏『遙か凍土のカナン』第2巻 旅の仲間

どうも。馬頭です。
ここ数日焼き豚三昧で幸せな日々。焼き豚だけでご飯がススムススム!

それはともかく。

芝村裕吏『遙か凍土のカナン』第2巻 旅の仲間

『遙か凍土のカナン』第2巻 旅の仲間

(芝村裕吏。星海社。星海社FICTIONS シ 1-7。2014年。1260円。250ページ。イラスト/しずまよしのり)
「1906年。海路でヨーロッパへと向かう新田良造とオレーナは、シンガポールでまたもオレーナの実家の手先から襲撃を受けてしまう。そこで、このことが元で知り合ったユダヤ系のイギリス人騎兵グレンのつてを頼り、軍艦に便乗して旅程を変更することになった。インド領東端のチッタゴンに到着した一行は、鉄道を使ってインドを横断し、アフガニスタンへと向かうのだが、そこには新たに一行に加わったグレンの姿もあり・・・・・・」


「高機動幻想ガンパレード・マーチ」などのゲームデザイナーとして知られる芝村裕吏(しばむらゆうり)氏による、シベリアでの独立国家建設物語「遙か凍土(とうど)のカナン」の第2巻です。

日露戦争で戦った騎兵将校・新田良造元大尉が実家の再興を願う少女オレーナの願いを叶えるために奮闘するこの話。
二人の旅はまだまだ途中で、しかも海路だと客船の予定を押さえられてしまっているため危険だから、というわけで、インド経由で陸路ウクライナを目指すということになりました。まさかカイバル峠越えで行くとは思わなかったです。(作者の芝村氏は昔、アフガニスタンを散々旅行したらしい。凄いなぁ)
さらに、この旅の途中から新たな道連れが増えることに。シンガポールで知り合ったイギリス人の騎兵グレンです。元王室騎兵隊だったというエリートらしいけど、実はユダヤ系とのことで、この人も何やらワケありな感じですね。
一行はダッカから鉄道で移動するので、インドでのエピソードは結構あっさりですが、後半から峠を越えてアフガニスタンへ入って、またも一悶着が。そして良造はここでも大活躍です! やり過ぎなくらいに!
(作中で出てくるアレキサンダー大王の末裔の話・・・、そういや昔NHKでやった番組でそういう村の話を見たような覚えが。)

今回は移動しっぱなしでしたが、その間ずっと良造とオレーナのいちゃいちゃと痴話喧嘩が繰り返されてましたねwww。お前らもう結婚しろ!
良造はホント、どうするつもりなんでしょうね〜。特にこれからはさらにややこしいことになりそうですし!?



「遙か凍土のカナン1 公女将軍のお付き (星海社FICTIONS)」
「マージナル・オペレーション」第1巻。漫画版。


参照サイト
芝村裕吏 (siva_yuri) on Twitter
https://twitter.com/siva_yuri
遙か凍土のカナン 最前線 星海社
http://sai-zen-sen.jp/fictions/harukana/
コサック(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF
ウクライナ・コサック(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF
緑ウクライナ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%91%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A
カイバル峠(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%AB%E5%B3%A0
アフガン戦争(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%B3%E6%88%A6%E4%BA%89
チッタゴン(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%B4%E3%83%B3
村田銃(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E7%94%B0%E9%8A%83

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中世ロシア史にも結構ページを割いてます。植田樹『キャラバン・サライのロシア 歴史・民族・地政学』上巻
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「大英帝国インド総督列伝―イギリスはいかにインドを統治したか」
「ロシア極東ハンドブック」
「地図で読み解く日本の戦争 (ちくま新書)」



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