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難波田城公園に行ってきました。城山公園と古墳も見ました。20140503(増補版)_後編

どうも。「トラキア」と検索するとファイアーエンブレム関連のものばかり出てくるのに憤慨する馬頭です。

それはともかく。ロードバイクで難波田城公園行きの記事の続きです。(前編はこちら

難波田城公園20140503_29

難波田城公園 入り口 冠木門

難波田城は現在のふじみ野市にあった平城の遺構で、先ほどの城山公園から直線距離で5.8kmほど。
遺構の一部しか残っていないのですが、整備されて公園になっています。当時は二重三重の水堀が囲っていたのですが、それが再現されています。
平城なので本当に平坦で、なんか城らしくないと感じるのは、散々山城・平山城を見てきたからでしょうか。周囲に起伏のある地形が全然なくて、本当に平地にポツンとあるお城です。
荒川から1kmほどの場所で、新河岸川との間に位置しています。昔はお城の近くまで川がきていたみたいですが、どちらかの支流がさらに伸びてたのかな?
道路沿いに駐車場・駐輪場があるのですが、そこから入るとこの冠木門があります。本来はここには無かったのかな? 東門と呼ばれています。
下の階段を見ても分かる通り、駐車場と城の高低差はほとんどありません。


難波田城公園20140503_14

二の曲輪を南東方向から

このお城は本丸と二の曲輪を、細長い長大な三の曲輪がくるりと取り巻いてるような形をしていたようです。その周囲を囲む堀全部が水堀で、水の中に浮かんでるような感じです。
で、現在まわりはすぐ側まで住宅地になっていて、本丸や三の曲輪の北側などがあった部分は残っていません。一の曲輪の入り口部分と二の曲輪と三の曲輪の一部だけで公園になってるわけです。残念。


難波田城公園20140503_01

二の曲輪と水堀を北東方向から

ここからが一番、堀と曲輪の見栄えがよかったかな?
くっきり形が出てます。



難波田城公園20140503_31

二の曲輪と橋を正面から

城の本来の正門にあたる門はこの写真の左側奥にあるのですが、冠木門は城の側面、三の曲輪の東側に作られています。
そこを入ると正面に二の曲輪に繋がる木橋があります。橋は橋脚の遺構から復元したもの。橋の土台が三の曲輪側と二の曲輪側で幅が違うのは守りやすくするため、だそうです。


難波田城公園20140503_30

橋の手前から見た堀

幅はかなり広いです。
堀の中に生えているのは、水仙みたいです。花が咲いている時期に合わせてくれば良かったかも。



難波田城公園20140503_38

三の曲輪の四阿から見た二の曲輪と堀

前の写真とは逆の方向から撮影した堀です。左側が二の曲輪。



難波田城公園20140503_39

資料館側から見た三の曲輪と二の曲輪

資料館の建っている側に堀の中に出っ張るようにして作られた台があって、そこから撮影した写真です。
右が三の曲輪、左が二の曲輪です。両方とも、角っこのベンチ付きの四阿が建ててあるんですよね。普通に公園としても楽しめますね。


難波田城公園20140503_15

食い違い虎口

外から三の曲輪に入る部分には食い違い虎口があったようで、その形もくっきり残されています。写真は追手門側から撮影したもの。


難波田城公園20140503_37

菖蒲田

三の曲輪の外側は本来堀なんでしょうが、そこが菖蒲田にされていました。この日行ったら橋しか残ってませんでしたが。
やはり、花が咲く時期を狙った方がいいのかもしれません。


難波田城公園20140503_40

追手門

虎口の手前に追手門(大手門)があります。こちらの門の造りは冠木門の上に屋根とつけた棟門という形式。
ちなみに、すぐ側まで住宅がきてて、城に半ば食い込んでます。


難波田城公園20140503_16

難波田直治郎墓

難波田氏のお城だったわけですが、敷地内の一の曲輪の入り口にあたる部分にこんなのがありました。誰のことなのかは不明。
河越夜戦で戦死した難波田憲重(難波田善銀)が城主だったこともあるようで、その後北条氏が迫ってくる段階では太田資正の勢力下だったとかなんとか。
このお城は、秀吉による小田原征伐の後に、この前行った松山城ともども廃城になっています。


難波田城公園20140503_32

北西側から見た堀と三の曲輪

二の曲輪内部を撮影するのを忘れてましたが、結構狭かったです。建物がひとつ建てられるかどうか。
そこを西へ出ると、この写真を撮影した場所に出ます。この公園は、城郭ゾーンと古民家ゾーンに分かれていて、こちらの道は古民家がある方へと続いています。


難波田城公園20140503_17

旧大澤家住宅

この公園の一部には、古民家を移築した区画があって、二軒の大きな古民家と土蔵などが建っています。
写真のは、旧大澤家住宅といって、明治四年に建てられた名主の家だとか。かなり立派なものでした。


難波田城公園20140503_33

旧大澤家住宅 裏側

城郭ゾーンから通路を通ってくると、旧大澤家住宅の裏側に出ます。はじめ、こちらが正面かと思った。隣に土蔵みたいのがあります。


難波田城公園20140503_35

旧鈴木家表門

旧大澤家住宅の前にある門は、別の家の門だったもので、合わせてひとつの屋敷みたいにしてあります。かなり立派な門ですね。
木が建物の前に植えてあるので、見えづらいのはどうにかしてほしい。


難波田城公園20140503_34

旧鈴木家表門の裏側

旧鈴木家表門は、長屋門になっていて、裏側から見るとこのようになっています。
水車の車がここにあるのは謎。


難波田城公園20140503_41

段々式の流し場

三段に水槽が分かれた段々式の流し場がありました。


難波田城公園20140503_36

旧金子家住宅

もうひとつの大きな古民家は、農家兼油商だった金子家のもの。


実はこの公園の施設は17時で閉めちゃうので、17時ちょっとに到着したから民家の中は見れませんでした。ついでに難波田城の資料館も隣にあったのですが、これも17時までで見れませんでした。(ぇー

それはともかく、なかなか良いお城が見れました。思ってもいなかった城も見れたし。

出発したのが13時だったのと、近いと思って舐めてたため、もう夕方になってから到着したのがまずかったですね。次はもうちょい早めに来たいものです。

今回は、往復70kmで六時間くらいかな? 秋ヶ瀬公園の近くだから、ほんとすぐに到着すると思ってましたが、途中の古墳やら城山やらであんなに時間かかるとは。
あと、この日は凄く暑くて、走り終わってからもずっと体がぽかぽかしてました。


参照サイト
難波田城公園の施設概要(富士見市)
https://www.city.fujimi.saitama.jp/30shisetsu/11nanbadajyo/sisetu-gaiyou.html
難波田城(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A3%E6%B3%A2%E7%94%B0%E5%9F%8E
難波田憲重(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A3%E6%B3%A2%E7%94%B0%E6%86%B2%E9%87%8D
古民家(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E6%B0%91%E5%AE%B6
(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%80

関連記事
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「日本城郭大系〈第5巻〉埼玉・東京 (1979年)」
「紀元前4世紀ギリシア世界における傭兵の研究」
「アブデラ人物語」



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