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テミストクレスがサラミスの海戦で大活躍! 『300(スリーハンドレッド) 〜帝国の進撃〜』

どうも。ハリカルナッソスをハルカリナッソスだとずっと思っていた馬頭です(ぉーぃ

それはともかく。

『300(スリーハンドレッド) 〜帝国の進撃〜』

『300(スリーハンドレッド) 〜帝国の進撃〜』
(アメリカ映画。監督/ノーム・ムーロ。脚本/ザック・スナイダー、カット・ジョンスタッド。原作/フランク・ミラー。出演/サリヴァン・ステイプルトン、エヴァ・グリーン、レナ・ヘディ、ハンス・マシソン、ロドリゴ・サントロ、ほか。2014年。102分。)
「紀元前480年の第二次ペルシア戦争。ペルシア軍の侵攻によって危機に陥ったギリシャ世界の諸国だったが、スパルタのレオニダス王が奮闘する中、アテナイの英雄・テミストクレスもまたペルシアに対抗するため動き出す。ペルシア軍を海戦によって撃破しようとテミストクレスだったが、敵軍には恐るべき女海軍司令官アルテミシアがいて・・・」


フランク・ミラーのグラフィックノベルの映画化「300」の七年振りの続編です。原題「300: Rise of an Empire」。原作はフランク・ミラーの『Xerxes』。
なんか忙しくて行けてなかったのですが、やっと観てこれました。

前作の「300」がスパルタ王レオニダスを主人公にしたテルモピュライの戦いの作品でしたが、今度はアテナイのテミストクレスが主人公のサラミスの海戦のお話となっています。
テミストクレスたちの話をやってる同時進行で「300」のスパルタ側の話も進行してリンクしていく形になってますし、ペルシア側はクセルクセス1世があんな半裸ナルシス野郎になった理由を過去に遡って描写されたりします。マラトンの戦いのシーンもちょっとあって、テミストクレスはダレイオス1世を殺した英雄となってます。
今回のラスボスは、クセルクセスではなく、女武将のアルテミシアで、海戦メインとなります。アルテミシアはサラミス海戦に参加したという女性のこと。ハリカルナッソスの女王。作中では、子供の頃の不幸からギリシア人に恨みを持つ女性で、海軍司令官としてダレイオス1世の信頼を得ていた人物として描かれます。クセルクセス1世が悪堕ちするのもこのアルテミシアのせい。演じるのは「キングダム・オブ・ヘブン」でシビラ役だったエヴァ・グリーン。キャラの怖さが出てる。
最後は圧倒的に不利な戦場で、二刀流の剣士としても強いアルテミシアと船上の一騎打ちをすることに。

その日最後の上映を観に行ったのですが、ガラガラでほとんど人がいなかったです。世間的には評価は良くないのかな? でも自分は面白く観れましたよ。映像的には凄く良かったと思います。ストーリー的にも破綻は無いけど、前作の良さを引き継ぎつつも、ちょっとパワー不足だったかな? もっと男臭い描写があってもよかった。
あと、海戦だったというのも個人的には嬉しい。ラムアタックも見れたし。
クセルクセス1世が、その皇帝になった経緯のせいで、むしろ小物感が出てしまったのはもったいない。活躍もなかったしね。美味しいキャラなので、もっと活躍させて欲しかったです。
テミストクレスももっと野心家の策士風にすればよかったのに、自由どうこう言い過ぎだったかも。てか、前作の「300」は、当時の世情を反映した何重にも読み取れる作品だったけど、今度のはあんまりそういうは感じない。
そういや、主演のサリヴァン・ステイプルトンはあんまり観ない俳優さんでしたが、オーストラリアの俳優だったのか。



「300 <スリーハンドレッド> コンプリート・エクスペリエンス(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray] 」
「サラミスの海戦 (1968年) (世界のドキュメント〈第1〉) 」
「300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~ アートブック (ShoPro Books) 」

参照サイト
映画『300 帝国の進撃』オフィシャルサイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/300movie2/
300 公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/300/
デジタル・クワルナフ
http://www.toride.com/%7Edigxwa/
テミストクレス(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B9
サラミスの海戦(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%B5%B7%E6%88%A6
マラトンの戦い(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
クセルクセス1世(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B91%E4%B8%96
ダレイオス1世(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%B91%E4%B8%96
三段櫂船(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%AE%B5%E6%AB%82%E8%88%B9
Artemisia I of Caria カリアのアルテミシア1世(Wikipedia 英語版)
http://en.wikipedia.org/wiki/Artemisia_I_of_Caria
アテナイ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%86%E3%83%8A%E3%82%A4
ハリカルナッソス(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%BD%E3%82%B9

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「ペルシア戦争―自由のための戦い (1982年) (教育社歴史新書―西洋史〈A22〉)」
「スパルタとアテネ―古典古代のポリス社会 (岩波新書 青版 760)」
「戦術書 (叢書アレクサンドリア図書館 (6))」



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