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革命後のウクライナで悪行を尽くす男が駆け抜ける。佐藤亜紀『ミノタウロス』

どうも。馬頭です。
ウクライナが大変なことになってて、なんとも辛い。

それはともかく。

佐藤亜紀『ミノタウロス』

『ミノタウロス』

(佐藤亜紀。講談社。2007年。1700円。278ページ)
「革命後のウクライナ。成り上がり者の地主の息子ヴァシリは、殺人を犯してから瞬く間に悪の道へと転がり堕ちていく。悪い仲間とともに暴れまわるヴァシリだったが・・・」


「バルタザールの遍歴」などの佐藤亜紀氏の描くピカレスク小説。第29回吉川英治文学新人賞受賞作品。連載は「現代小説」。

ウクライナのミハイロフカという土地を舞台に、悪行の限りを尽くす男の生き様を主人公視点で描く、みたいな感じの作品。
ピカレスク系の淡々とした語り口と突き放したような独白的文章がいい感じです。洋書の翻訳モノみたい。
表紙にタチャンカというのもいいですね。

参照サイト
大蟻食の生活と意見(佐藤亜紀)
http://tamanoir.air-nifty.com/articles/
ウクライナ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A
タチャンカ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%AB

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「醜聞の作法 (講談社文庫)」
「クロエの祈り」
「明治めちゃくちゃ物語 維新の後始末 (新潮新書)」



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