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パリヤさんは無事に結婚することができるのでしょうか!? 森薫『乙嫁語り(おとよめがたり)』第8巻

どうも。昨日から膝に謎の痛みがある馬頭です。
足元に布団を畳んで足を少し上げるように寝てるのが原因かなぁ。

それはともかく。

乙嫁語り(おとよめがたり)第8巻_森薫

『乙嫁語り(おとよめがたり)』第8巻

(森薫。エンターブレイン。ビームコミックス。2015年。620円。191ページ)
「町への襲撃で自宅が半壊してしまったパリヤ一家。カルルクの家に仮住まいすることになったが、ウマルとの縁談は延期ということに。持参品の布支度も作り直すことになったパリヤは、結婚できないのではと悩まされ・・・」


19世紀の中央アジアを舞台にした素敵なお嫁さんたちの物語、2014年のマンガ大賞受賞作品「乙嫁語り(おとよめがたり)」の第8巻。作者は「エマ」の森薫(もりかおる)氏。連載は『ハルタ』。
今回はパリヤさんがメインですよ!

アミルさんの友人のパリヤさん。表紙からしていきなりキョドってますが、今回は彼女が結婚目指して奮闘・・・いや、右往左往してる可愛い姿が描かれます。
街が襲撃され、戦闘で家が破壊されてしまったパリヤさん一家。彼女らは家が再建されるまでカルルクくんの家に住まわせてもらうことになりますが、パリヤさんにはウマルとの縁談が進んでたわけですが、この災難のおかげで布支度(スザニ。刺繍をほどこした持参品)の準備していたけどその品々がダメになってしまい、また作り直さなければなりません。
しかし、元来の性格から刺繍が苦手なパリヤさん。でも、やらないと結婚できないわけですから焦るし、ネガティブなことも考えてしまい、悶々と過ごす日々。そんな彼女をアミルさんをはじめとしたカルルク家の女性たちがサポートしてあげるのですが・・・。
パリヤさん、黙ってればいい感じなんですが、ワタつくと目も当てられないんですが、だがそれがいい(ぉぃ
テンパってるパリヤさんを微笑ましく眺める素晴らしい一冊でした。しかし、彼女の苦難はまだもうちょい続きそうです。新しい友だちもできたし、頑張れ!
あとカルルク・アミル夫婦のイチャラブも良し。・・・しかし、あの場面で弓を選ぶとはな!(ニヤニヤ
そういや書き忘れてましたが、7巻のアニス・シーリーンペアの話が、冒頭に一話分だけ収録されてるんですよ。7巻のあれで終わりじゃ無かったのか。一応締めとしての部分ですね。

ところで、あとがき漫画によると、森薫氏は中央アジアに取材旅行に行ったそうですね。タジキスタン、キルギス、ウズベキスタン、の三国。トルクメニスタンが外れてるのは、惜しいような賢明だったような・・・。あそこをどう描くか見たかったなぁw。なにせよ三国では超楽しそうですね。
あの地域がそれぞれどの話のモデルになってるかも書いてますが、カルルクたちの町はウズベキスタン、アミルの実家はカザフ、カルルクのばあちゃんの実家はキルギス、だそうです。

参照サイト
ハルタ エンターブレイン
http://www.enterbrain.co.jp/product/magazine/harta
エンターブレイン
http://www.enterbrain.co.jp/index.html
乙嫁語り 8巻 エンターブレイン
https://www.enterbrain.co.jp/product/comic/beam_comic/15148301
マンガ大賞
http://www.mangataisho.com
スーザニ(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%8B
ガゼル(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%BC%E3%83%AB
カスピトラ(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%88%E3%83%A9
ついにあのジンクスが破られた。速報!マンガ大賞2014は森薫『乙嫁語り』〜現場から詳細レポ エキサイト
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20140327/E1395910926307.html
マンガ大賞2014は森薫「乙嫁語り」に決定 コミックナタリー
http://natalie.mu/comic/news/113087

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