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少年時代のエドワード懺悔王がノルマンディー公の追手から逃れ英国を目指す。八島時『ドラゴンの王冠』

どうも。馬頭です。
「月刊少年マガジン」で「修羅の門」の川原正敏が張良が主人公の漫画をはじめるらしい。

それはともかく。

八島時『ドラゴンの王冠』

『ドラゴンの王冠』

(八島時。白泉社。花とゆめコミックス。2016年。429円。)
「11世紀初頭のフランス・ノルマンディ公国。妖精が見える捨て子の少女ミシェルは、領主への賦役のため城で働くことになったが、ノルマンディ公の息子ロベールの不興を買って、地下牢に閉じ込められてしまう。しかし、ひょんなことからそこで出会った白髪の少年エドワードとともに逃げ出すことになり・・・」


妖精が見える少女と少年時代のエドワード懺悔王を主人公にした少女漫画です。作者は八島時(やじまとき)氏。

かつて約束をした妖精王の末裔の少女と古えの王の末裔の王子が邂逅し、不思議な導きによって、イングランド王位を取り戻すため、イギリスを目指す、というような話。
白髪の王子という段階でアルビノのエドワード懺悔王だと気づくべきだったのですが、途中まで全然きづけなかったです。
ノルマンディー公の息子ロベールに囚われの身となっている王子のもとに、祖先からの縁で、妖精の血をひく少女ミシェルがやってきて、共に逃げ出します。エドワードの同母弟・アルフリド(アルフレッド・アシリング)がいるモン・サン・ミッシェルに立ち寄りますが、悪魔公と呼ばれるロベールは彼らを執拗に追跡してきて、ここにも追撃の手が伸び・・・。
エドワード懺悔王のネタを上手く使った逃走劇と言った感じですね。四話分と描き下ろしのエピローグがありますが、どうやらこの1巻で終わりのようです。しかし、マイナーなエドワード懺悔王に注目して漫画描いてくれたのは嬉しいですね。史実的にもネタがたっぷりのおいしいキャラですよ。
連載は「LaLa DX」。

参照サイト
LaLa DX|白泉社
http://www.hakusensha.co.jp/lala/mag_laladx/now.html
時屋
http://hati0913.blog.shinobi.jp
八島時 (@yajima_toki) | Twitter
https://twitter.com/yajima_toki
エドワード懺悔王(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E6%87%BA%E6%82%94%E7%8E%8B
ロベール1世 (ノルマンディー公)(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%AB1%E4%B8%96_(%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E5%85%AC)
悪魔ロバート(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88
Alfred Aetheling(Wikipedia)
https://en.wikipedia.org/wiki/Alfred_Aetheling
Gwyn ap Nudd(Wikipedia)
https://en.wikipedia.org/wiki/Gwyn_ap_Nudd
カンタベリーのランフランクス(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%B9

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