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瀬戸内海・三島水軍の伝説的な女性が外の世界を求めて苦悩する・・・。森秀樹『海鶴』全3巻

どうも。馬頭です。
会社の先輩が親切にも本を貸してくれたんだが、一ヶ月以上たっても1ページも読んでない。これ、読まないまま返すことになりそうだなw

それはともかく。

森秀樹『海鶴』第1巻

『海鶴』第1巻

(森秀樹。小学館。ビッグコミックス。2000年。505円。220ページ)
「室町時代末期。瀬戸内海にその名が知られる大三島の三島水軍。その頭たる大祝安舎(おおほうりやすおく)の妹・鶴は、奔放な性格で周囲を困惑させていたが、外の世界を求め煩悶する。そして、大三島には周防の大大名・大内家の魔の手が伸び・・・」


「墨攻」の森秀樹氏の描く戦国時代・水軍モノです。瀬戸内海の三島水軍の伝説的人物・鶴姫のお話です。全3巻。連載は「ビッグコミック」。

瀬戸内海でも特に大きな島である大三島を根拠地とする三島水軍は、室町時代末期にも大きな勢力を持っていましたが、戦国時代の変革の中でその状況は変わっていきます。
大三島の大山祗神社の宮司が大祝家で、鶴姫はその姫ですが、瀬戸内海の小さな世界ではなく、より遠くを見据えた考えを持ってはいるのですが、立場上ままならない中、悶々と生きています。
そんな中、島にたどり着いた海外の難破船の中から見つかった謎の機械が何なのかを調べるため、京都へと向かうことに・・・。

たしか昔一回読んだはずなんだけど、ほとんど忘れてました。面白い。戦国時代のど真ん中じゃなくて、南蛮貿易その一歩手前の時代なのもいいですね。
鶴姫、実在したかどうかはわかんないらしいですが、なんとも燃える設定です。

3巻では半分くらいで「海鶴」は終わりますが、残り半分に「森秀樹 時代短編傑作集」として「戦場の夢の夢」と「二人の田丸」が収録されています。
「戦場の夢の夢」は、1578年の別所長治の謀反の時の女武者の活躍と雑兵の交流を描く作品。
「二人の田丸」は、熊本藩と佐賀藩の同姓同名の二人の田丸忠之助が、剣の達人として決闘することになります。

参照サイト
小学館コミック -ビッグスリーネット-[ビッグコミック]
http://big-3.jp/bigcomic/
鶴姫 (大三島)(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B6%B4%E5%A7%AB_(%E5%A4%A7%E4%B8%89%E5%B3%B6)
大三島(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%B8%89%E5%B3%B6
大山祇神社(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B1%B1%E7%A5%87%E7%A5%9E%E7%A4%BE
水軍(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E8%BB%8D
(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%86
アストロラーベ(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%99
別所吉親(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A5%E6%89%80%E5%90%89%E8%A6%AA

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「海と女と鎧―瀬戸内のジャンヌ・ダルク (1966年)」
「碧のミレニアム 1 (花とゆめコミックス)」
「村上海賊の娘(一) (新潮文庫)」



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