Entries

英独海軍がぶつかるWWIのユトラント沖海戦など近代海戦がいっぱい。黒井緑『ユトラント沖海戦』

どうも。ゲームなどでは相手が弱いと思って侮って、簡単に敗北する馬頭です。

それはともかく。

黒井緑『ユトラント沖海戦』

『ユトラント沖海戦』

(黒井緑。白泉社。2016年。780円。119ページ)
「1916年5月31日、第一次世界大戦で互いに強力な海軍を持つドイツ海軍とイギリス海軍がユトラント沖で衝突した。この戦いで損傷を受けた巡洋艦ザイドリッツは、浸水と火災に苦しみながらも帰還しようともがくのだが・・・」


近現代の海戦を独特な作風で描くサークル「無能社」の黒井緑(くろいみどり)氏の二冊目の単行本「ユトラント沖海戦」です。9月には出てたのです。

「ビスマルク号を支援せよ!」は、1941年に戦艦ビスマルクを支援しようとした潜水艦U-556の話。
「宮古沖大海戦」は、戊辰戦争における共和国艦隊と新政府艦隊の戦い・宮古湾海戦を描く話。
「軍艦吉野」は、黄海海戦における吉野の話。
「南緯五十三度」は、1914年におけるフォークランド諸島を巡る独英の戦いコロネル沖海戦の話。
「ユトラント一九一六 堅い奴ザイドリッツ」は、一次戦最大の海戦、ユトランド沖海戦の時に破損した巡洋戦艦ザイドリッツがドイツに帰還するまでの話。
「ユトラント一九一六 スピットファイア還る」は、やはりユトランド沖海戦での英海軍駆逐艦スピットファイアの奮闘を描く話。
「涼月戦記」は、戦艦大和が沈んだ坊ノ岬沖海戦を駆逐艦涼風の視点で描く話。
「All aboard!」もまた載ってます。巻末には折込で【図録】登場艦艇紹介と、【図録】「駆逐艦スピットファイア」があり。また、カバー下にも「海戦第一期 巡洋戦艦の戦闘」があります。

いやはや、どの戦闘もドラマがあって面白いですね〜。個人的にはなにもかもgdgdな「宮古沖大海戦」と苦難続きの「ユトラント一九一六 堅い奴ザイドリッツ」がお気に入り。

そういや、調べてて気づいたんですが、U-556の艦長だったヘルベルト・ヴォールファールトは、実は日本の金沢生まれだとか。父親がドイツ語教師で滞在してたらしい。

参照サイト
楽園 | 白泉社
http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/vol18/
ユトランド沖海戦(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B2%96%E6%B5%B7%E6%88%A6
ビスマルク (戦艦)(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF_(%E6%88%A6%E8%89%A6)
German submarine U-556(Wikipedia)英語
https://en.wikipedia.org/wiki/German_submarine_U-556
UボートVII型(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/U%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%88VII%E5%9E%8B
ヘルベルト・ヴォールファールト(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%88
宮古湾海戦(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%8F%A4%E6%B9%BE%E6%B5%B7%E6%88%A6
回天丸(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9E%E5%A4%A9%E4%B8%B8
東艦(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E8%89%A6
吉野 (防護巡洋艦)(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E9%87%8E_(%E9%98%B2%E8%AD%B7%E5%B7%A1%E6%B4%8B%E8%89%A6)
コロネル沖海戦(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8D%E3%83%AB%E6%B2%96%E6%B5%B7%E6%88%A6
ザイドリッツ (巡洋戦艦)(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84_(%E5%B7%A1%E6%B4%8B%E6%88%A6%E8%89%A6)
スピットファイア (駆逐艦・2代)(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%A2_(%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6%E3%83%BB2%E4%BB%A3)
坊ノ岬沖海戦(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%8A%E3%83%8E%E5%B2%AC%E6%B2%96%E6%B5%B7%E6%88%A6
涼月 (駆逐艦)(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%BC%E6%9C%88_(%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6)

関連記事
印象的なエピソードの揃った近現代のさまざまな海戦を描く。黒井緑『赤城と比叡』
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-1947.html
黄海海戦の勝利。そして次の目標のために連合艦隊が集結し・・・。江川達也『日露戦争物語 天気晴朗ナレドモ波高シ』第19巻
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-1018.html
戦艦・三笠と城ヶ島。三浦半島を一周してきました。20140823
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-1826.html
少女の魂を守護女神とした軽巡洋艦が活躍する。かたやままこと&中里融司『戦海のテティス』
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-1684.html
欧州派遣艦隊は無能な艦長のせいで危機に陥り・・・。野上武志&鈴木貴昭『蒼海の世紀 王子と乙女と海援隊』第3巻
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-996.html
女の子だらけの通商破壊艦がインド洋で大活躍! 栗橋伸祐『黒鉄ぷかぷか隊』第1巻
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-911.html
自由貿易のためにひとつの村を中立国としてでっち上げるのだが・・・。速水螺旋人『大砲とスタンプ』第5巻
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-1947.html?q=大砲とスタンプ



「ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1 」
「死闘の海―第一次世界大戦海戦史 (光人社NF文庫)」
「スペイン無敵艦隊の悲劇: イングランド遠征の果てに」



このブログのトップページへ 
デジタル・クワルナフ HPのトップへ  
Twitter(matou_twi)はこちらへ

関連記事
スポンサーサイト

Appendix

カウンタ

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

検索フォーム

プロフィール

管理人・馬頭

Author:管理人・馬頭
世界史系サイト「デジタル・クワルナフ」の管理人。ロシア・東欧史が大好物。馬。

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

QRコード

QRコード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる