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バビロンの少年が不思議な少女と知り合い、大きな流れに巻き込まれて行く・・・。定金伸治『古代オリエント幻想創世記 四方世界の王』第1巻

どうも。馬頭です。
Wendy's(ウェンディーズ)が日本撤退ということになったので、最後に一食、と思っていたのですが、いつ行っても行列できるくらいの人気です。並びたくないから、早朝とか行くしか。
しかし、こんな行列作れるくらいなら、実は人気あったんですかね。いまいちウリがわからないぱっとしない店でしたが。

それはともかく。

定金伸治『古代オリエント幻想創世記 四方世界の王』第1巻 総体という名の60(シュシュ)

『古代オリエント幻想創世記 四方世界の王』第1巻 総体という名の60(シュシュ)

(定金伸治。講談社。講談社BOX。2009年。980円。265ページ。イラスト/記伊孝)
「古代文明栄えるメソポタミアの大都市バービルム。主神マルドゥークの神殿に付属する学校で書記になるための勉強をしている少年ナムルは、ある日、同じ学校に通う少女・シャズが市場で盗みを働くところを見てしまう。市場のゴロツキたちに捕まった彼女を助けようとするのだが・・・」


「ジハード」の定金伸治(さだかねしんじ)氏による古代オリエントものの小説です。買っておいて、読もう読もうと思って先送りしてましたが、やっと読みました。
ハンムラビ王がまだ王子の頃の話とかなんで、バビロン第一王朝時代の中の前1792年よりちょっと前あたりの話になります。
マルドゥーク神の力の一部を秘める少年ナムルが、同じく力を持つ少女シャズの策謀に巻き込まれていく、というような感じの話です。
「胞体」という次元・空間を操る力が出たりする歴史ファンタジーですが、しっかりした内容の中にも今風な萌え要素もありという作風です。定金伸治氏がそういうの書くとは思いませんでした。

現在、小説は4巻まで発行。この前「少年シリウス」で漫画版がはじまりました。漫画の方の作画は雨音たかし氏。

参照サイト
大河ノベル2009 四方世界の王(講談社)
http://shop.kodansha.jp/bc/kodansha-box/taiga2009/
定金製作所
http://www.sadakane-ss.net/
月刊少年シリウス
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/14709
ハンムラビ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%93

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「とるこ日記―“ダメ人間”作家トリオの脱力旅行記」。定金伸治氏と親しい乙一氏と松原真琴氏がトルコ旅行した時の紀行エッセイ。
「聖者流離譚〈光輪(クワルナフ)の章〉」。大和右尚著。ソノラマ文庫ですね。なつかしい。そういえばこの人も歴史もので他に書いてましたね。



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