Entries

1960年代に書かれた魔術についてのエッセイ風の記事を集めたもの。澁澤龍彦『黒魔術の手帖』

グッドモーニング! 馬頭でございます。
今が深夜だということはともかくとして、台所の横においてある棚を調べてたら、随分前に買った切り餅がたくさん出て来た。いっこいっこ、パックされたものですが、それがパンパンに膨らんでて、なにやら餅から出てる様子。これを喰う日が来るのかどうかわかりませんが、とりあえずそのまましまっておきました。

それはともかく。

黒魔術の手帖_澁澤龍彦

『黒魔術の手帖』

(澁澤龍彦。河出書房新社。河出文庫。澁澤龍彦コレクション。1983年。540円。279ページ)
ヤコブスの豚
カバラ的宇宙
薔薇十字の象徴
夜行妖鬼篇
古代カルタの謎
サバト幻景
黒ミサ玄義
自然魔法もろもろ
星位と予言
ホムンクルス誕生
蝋人形の呪い
ジル・ド・レエ侯の肖像
聖女と青髭男爵
水銀伝説の城
地獄譜
幼児殺戮者
文庫版あとがき


怪異・オカルトものの話を取り上げることで名が知られている澁澤龍彦氏の本。この文庫は、1983年に出てますが、1960年代に推理小説雑誌「宝石」で連載されたものを集めたやつの新装版という形で出たものです。新装版はその後さらに出てますし、河出の他に文春文庫でも出てます。
オカルト学の学術的な研究とかじゃなく、エッセイ風というか、面白い話をつらつらを書いたような内容で、魔術・オカルト関連の小話としては非常に面白いです。
雑誌掲載時に使ってた画像なのか、文庫ながら図版が豊富で、昔の本に描かれた挿絵・版画など、54の図が付いています。

ちなみに今までなにげなくスルーしてましたが、「澁澤龍彦」の「彦」の字は、上の部分が「文」になってる「彥」の字ですね。「澁澤龍彥」。
それに、マルキ・ド・サドの著作の紹介で知られてるけど、「はじめに」翻訳したとか言う風聞は違うらしい。式場隆三郎とかね。
あと、渋沢栄一の親戚らしい。龍彦の方が本家の人で、栄一の方は分家だとか。

参照サイト
澁澤龍彦(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BE%81%E6%BE%A4%E9%BE%8D%E5%BD%A6
黒魔術(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E9%AD%94%E8%A1%93
河出書房新社
http://www.kawade.co.jp/np/index.html

関連記事
ヨーロッパで圧倒的支持を得て来た占星術の発展とその立場の変遷。中山茂『西洋占星術 科学と魔術のあいだ』
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-31.html
時空を行き来する魔女アルマが関わったのは・・・。三山のぼる『メフィスト』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/8174215
人が人を食べることから読み取れるものとは。中野美代子『カニバリズム論』
http://xwablog.exblog.jp/10374449
ヨーロッパのキリスト教が魔女をどう定義し扱ってきたか。上山安敏『魔女とキリスト教 ヨーロッパ学再考』
http://xwablog.exblog.jp/10307846



「魔術の歴史―附・その方法と儀式と秘奥の明快にして簡潔な説明」。エリファス・レヴィ著。
「ファウスト伝説―悪魔と魔法の西洋文化史」。溝井裕一著。



デジタル・クワルナフ サイト・トップへ  →web拍手・コメントはこちらへ  →Twitterはこちらへ


関連記事
スポンサーサイト

Appendix

カウンタ

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

検索フォーム

プロフィール

管理人・馬頭

Author:管理人・馬頭
世界史系サイト「デジタル・クワルナフ」の管理人。ロシア・東欧史が大好物。馬。

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

QRコード

QRコード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる