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ドイツ軍の軍医が第一次世界大戦のルーマニア戦線でのことを綴った日記。ハンス・カロッサ『ルーマニア日記』

いろんな意味でアイタタタな馬頭です。
今日は酷い目にあいました。痛くて痛くて転げ回りましたよ。

なので医師の本などでも。

ルーマニア日記_ハンス・カロッサ

『ルーマニア日記』
(ハンス・カロッサ。訳/植田敏郎。旺文社。旺文社文庫。1976年。180円。188ページ)


第1次世界大戦でドイツ軍の軍医としてフランス方面へと従軍していた著者が、ルーマニア方面へと移動してから二ヶ月くらいのことを日記に綴ったものを本にした作品。
日付は1916年10月4日から、12月15日まで。当時のメモに手を加えつつ、1922年から1924年までに書いた作品となります。出版も1924年。
淡々としたまさに日記そのもの。軍医なので治療に関する話も多いけど、日常的な出来事、戦闘のことなども描かれています。
著者は上バイエルンの温泉町バート・テルツの生まれ。曾祖父はナポレオン軍の軍医で、イタリア人だったので元の姓は「カロッツァ」。はじめ医者になり、第1次世界大戦がはじまると軍医となり(この頃40歳くらい)、北フランス・ルーマニア・北フランスとで任務についた。1929年以降は作家に専念したみたいです。
ちなみにこの作品は、1934年に「陣中日記」と改題されたそうです。
amazonでは旺文社版の「ルーマニア日記」は登録されてないですが、岩波文庫版ならあります。どっちのバージョンも1000円くらいするレアものみたいです。全集とかにも収録されているので、そっちのほうが手に入れ易いかも。

参照サイト
ハンス・カロッサ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B5
第一次世界大戦(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AC%A1%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%88%A6
ルーマニア戦線(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2%E6%88%A6%E7%B7%9A

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「ルーマニア日記」。岩波文庫版。
「第一次世界大戦 忘れられた戦争」山上正太郎著。
「歴史群像」2010年12月号。最新号はイタリア本土上陸作戦とか、袁紹伝官渡の戦いとか、面白そう。



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