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検屍によって事件の真相に迫る同心の活躍を描く。高瀬理恵&川田弥一郎『江戸の検屍官』第1巻

実はラーメン断ちしてる馬頭です。代わりに豆腐と白菜食べてます。
毎月行ってる鶏の穴も行ってないので、今月は限定ラーメンもたべてません。まあ、今月のは牡蛎のラーメンなんでそれほど食べたくなかったからというのもありますが。でも、他のラーメン屋にも行ってないのです。カップラーメンも無し。こんなにラーメン食べないの久々です。しかし、頻繁に食べてたラーメンをローテーションから外すと、外食するときにあっさり困ることになってくるのですね。

それはともかく。

高瀬理恵&川田弥一郎『江戸の検屍官』第1巻

『江戸の検屍官』第1巻

(高瀬理恵。原作/川田弥一郎。小学館。ビッグコミックススペシャル。2010年。571円。256ページ)
「北町奉行所の同心・北沢彦太郎は、廃寺の古井戸で水死した女の検屍を行うことになった。検屍には知り合いの医者・古谷玄海もやってくるが、彼はひとりの女を連れてきていた。それは最近人気になっているという絵師・一游斎孤月こと、お月だった。彼女は並々ならぬ腕前でむくんだ死者の顔から元の顔を復元して描き出していく。そして入水かと思われたその死体の身元を探す手がかりとなるのだが・・・」


第三十八回江戸川乱歩賞受賞者・川田弥一郎著「江戸の検屍官」シリーズの漫画化作品です。
実際に医者だった小説家による時代小説です。
江戸時代において警察の役割も持っていた町奉行の下級役人である同心・北沢彦太郎が主人公。彼は死体の検死に詳しい同心で、彼による検屍を通して事件の真相へと迫っていきます。
いやはや、江戸時代にも死んだ人間を検死していたのですね。この時代には「無冤録述」という検屍の方法が書かれた本があったそうです。しかも、この本は13世紀の中国で書かれた「洗冤集録」という本を翻訳したものだというのですから、すでに13世紀には検屍があったということですね。なかなか的確な内容らしく、作中でもそれでいろいろなことが解ってきます。

連載は「ビックコミック」です。
この人、現代医療ものとこの江戸ものの他に、「惨劇のアテナイ」「ローマを殺した刺客」といった古代西洋ものもやってます。


参照サイト
小学館コミック -ビッグスリーネット-[ビッグコミック]
http://big-3.jp/bigcomic/
川田弥一郎(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E7%94%B0%E5%BC%A5%E4%B8%80%E9%83%8E
同心(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E5%BF%83
江戸時代の検視テキスト(お葬式プラザ)
http://www.osoushiki-plaza.com/institut/dw/199104.html
洗冤集録(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%97%E5%86%A4%E9%9B%86%E9%8C%B2
検視官(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E8%A6%96%E5%AE%98

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「中国人の死体観察学―「洗冤集録」の世界」13世紀の宋慈という官僚が書いた本で、その邦訳らしい。
「大江戸死体考―人斬り浅右衛門の時代」




「ローマを殺した刺客」
「惨劇のアテナイ」



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