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すべてはこの瞬間のための物語でしたね。宮下英樹『桶狭間戦記』第5巻(完結)

あけましておめでとうございます。馬頭です。
新年初の食事は栗きんとんでパクパクペロリと美味しく食べております。そして一日中、本を読んでるだけという幸せを満喫しております。よきかなよきかな。
それにしても栗きんとんが美味し過ぎて、ついつい16個入りのパックを一人で全部食べてしまいました。やばい、もう一個買ってこないと。

それはともかく。

宮下英樹『センゴク外伝 桶狭間戦記』第5巻

『センゴク外伝 桶狭間戦記』第5巻

(宮下英樹。講談社。ヤンマガKC。2010年。695円)
「雨が降り始めた国境地域。信長はこの好機に、今川軍本陣の位置を遠目に移動する部隊の槍を判断材料にして、進撃を開始する。途中、織田方の小部隊と出会った信長は、彼らの情報から大高道ではなく鳴海道にも今川軍がいると知り・・・」


信長が若い頃の話を描く「桶狭間戦記」の最終巻の第5巻です。桶狭間での戦いのクライマックスです。
桶狭間の戦いといえば、奇襲によって大軍を打ち破った戦いとして有名ですが、その状況については諸説あるそうです。この作品では新説などを採用するなどした珍しいものではなく、オーソドックスな形で展開していきます(新説だと盛り上がりに欠けるような気も・・・)。
義元の最後が意外とあっさりにも見えましたが、あそこでクドクドやられたり、立ち回りとか見せられるよりか全然良かったかと。
出撃の時の雨は、まさに奇跡の雨となったわけですが、それをこれまで散々語って来た当時の地球環境の話とかと絡めて締める最後とか、なんとも上手いものですね。
当時の状況を踏まえた上であの桶狭間の戦いを語り、珍しくも今川義元に焦点を当てていたことなど、大変面白く読ませていただきました。これ読むと今川義元がカッコ良くて、彼への評価がガラリと変わりますね。

さて、これで桶狭間の戦いをメインにした過去編ともいうべきところは終わりましたが、本編のほうはどうなるんでしょうね。信長の死のあたりが「天正記」の最後になって、今度は秀吉時代がメインの新章になるのかな? まあ、今の毛利との戦いが終わったあとも、まだ他にやるところあるでしょうし、もしかしたら結構長くなるかもしれないけど。ともかく本編の方も楽しみです。


参照サイト
センゴク ヤンマガ
http://www.yanmaga.kodansha.co.jp/ym/rensai/ym/sengoku/sengoku.html
桶狭間の戦い(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%B6%E7%8B%AD%E9%96%93%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
今川義元(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E5%B7%9D%E7%BE%A9%E5%85%83

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http://xwablog.exblog.jp/9850096
当時の社会状況を確認しつつ信長の実態とその意義を問う。小島道裕『信長とは何か』講談社選書メチエ356
http://xwablog.exblog.jp/10539110



「新説 桶狭間合戦―知られざる織田・今川 七〇年戦争の実相」。
「日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心」



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