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19世紀後半のパリを訪れた日本人少女と人々の出会いの物語。武田日向『異国迷路のクロワーゼ』第1巻と第2巻

どうも。馬頭です。
そういえば、もう何年も初詣なんか行ってないなー。

それはともかく。

『異国迷路のクロワーゼ』第1巻_武田日向

『異国迷路のクロワーゼ』第1巻

(武田日向。角川書店/富士見書房。角川コミックスドラゴンjr。2007年。580円。180ページ)
「19世紀後半のパリ。時代遅れとなった商業施設『ロアの歩廊(ギャルリ・ド・ロア)』にあるクロードの営む鉄工芸店『ロアの看板店』に、祖父のオスカーが連れてきたのは、可愛らしい日本人・ユネ(湯音)だった。クロードは習慣も考え方もまったく違う文化を持つ異国からやってきたユネを迷惑がるのだが・・・」


去年12月にアニメ化されることが発表された19世紀後半のパリが舞台の漫画です。
日本も鎖国が終わった後で、ヨーロッパではいままで知られていなかった日本の文化がジャポニズムとしてもてはやされるようになった時代。
日本に買い付けに行った老人オスカーと知り合った日本の少女ユネは、そんなヨーロッパの華の都パリに連れて来てもらい、オスカーの孫・鉄工芸職人の青年クロードが営む『ロアの看板店(アンセーニュ・ド・ロア)』で奉公したいと言い出します。
半世紀前に建設され、百貨店の出現によって時代遅れとなったアーケード街「ロアの歩廊」は、一年後には解体されることになっていて、この歩廊をもり立ててきた「ロアの看板店」にとっては先が無い状態。
イライラしてるクロードは、こんな状態でユネを受け入れることなどできないとはじめは言ってたのですが、ユネの純真で誠実な態度に徐々に改めていくことになります。



『異国迷路のクロワーゼ』第2巻_武田日向

『異国迷路のクロワーゼ』第2巻

(武田日向。角川書店/富士見書房。角川コミックスドラゴンjr。2009年。580円。178ページ)

今のところ2巻まで出ています。「Pure」時代は連載見てましたが、もう三年も前の話だったんですね。
アニメの方は、2011年中には放映開始されるようです。

ところで「ギャルリ」って何かと思ったら、英語の「ギャラリー」にあたる言葉で、回廊の意味もあるんですね。絵を売る店のことだけかと思ってた。



参照サイト
TVアニメ『異国迷路のクロワーゼ』オフィシャルサイト
http://www.ikokumeiro.com/
ドラゴンエイジ
http://www.fujimishobo.co.jp/webage/
回廊(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9E%E5%BB%8A
ジャポニスム(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%9D%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%A0

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