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ビザンツ帝国の特異さと諸相を簡略に紹介。渡辺金一『コンスタンティノープル千年 革命劇場』

「ベルヴィル・ランデブー」を観たのですが、凄い不思議な作品でした。シュールで楽しく痛々しく哀しい。絵も面白かったです。けど、前に観せてもらったロシアアニメとはやはりセンスが少し違うかな。あと「コルトマルテーズ」を観た時も思いましたが、フランスアニメはやけに落ち着いたテンポで進みますね。まったりみるのがいい。

それはともかく。

コンスタンティノープル千年革命劇場_渡辺金一

『コンスタンティノープル千年 革命劇場』

(渡辺金一。岩波書店。岩波新書304。1985年。480円。227ページ)
まえがき
プロローグ スキャンダルのある社会 「蜜でまぶした毒薬」
第一章 憲法感覚 「皇帝は国家の管理人」
第二章 大都会のなかの帝王 「皆の一致した選挙で私は帝位に」
第三章 サーカス対話 「ああもしサバティオスがこの世に生を」
第四章 後継者指名のスタイル 「もしお前たちが、残された幼いわが息子をあやめ」
第五章 儀式としての革命 「カラファテースの骨を掘り返せ」
第六章 社会的流動性 「実力者に仕え、その従者団に」
エピローグ 市民の向背 「皇帝がてっきり死んだと思って」
あるビザンツ人からのメッセージ あとがきに代えて
ビザンツ帝国皇帝在位年表

ビザンツ帝国ものの本では、井上浩一氏の「生き残った帝国ビザンティン」とこれがやはり入門としてはいいかもしれません。
この本では、通史として全体の流れを紹介するのではなく、制度や社会的な様相を切り取ってビザンツ社会というものがどういったものかを紹介する感じです。

しかし、値段が480円って、昔は新書も安かったですね~

参照サイト
岩波書店
http://www.iwanami.co.jp/
日本ビザンツ学会
http://homepage.mac.com/nikephoros/
東ローマ帝国(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E5%B8%9D%E5%9B%BD

関連記事
ビザンツ帝国史とスラヴ中世史の概説。井上浩一・栗生沢猛夫/著『世界の歴史 11 ビザンツとスラヴ』
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-72.html
聖ソフィア大聖堂のモザイクから読み取れるビザンツ史。浅野和生『イスタンブールの大聖堂 モザイク画が語るビザンティン帝国』
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-62.html
ビザンツ帝国の経済的相互関係をまとめた報告。渡辺金一訳『ビザンツ帝国の都市と農村 4~12世紀』
http://xwablog.exblog.jp/9983515



「アレクサンダー 天上の王国」が新しい単行本1巻と2巻が同時に出ますね。フラワーコミックスアルファなんで前の角川から小学館に変わってます。たぶん、前の角川の分は含まないで続編って感じか?
そういえば、蒲生総氏が「ガーター騎士団」をどこかで続き描くらしいです。凄い楽しみですね。



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